働く女性が増えたり、核家族が増えているなかで、共働き家庭や母子・父子家庭などでは、小学生の子どもたちは、小学校から帰った後の放課後や、春休み・夏休み・冬休みなどの学校休業日には、親が仕事をしているために子どもだけで過ごすことになります。
このような共働き家庭や母子・父子家庭の小学生の子どもたちの毎日の放課後(学校休業日は一日)の生活を守る施設が学童保育です。学童保育に子どもたちが入所して安心して生活が送ることができることによって、親も仕事を続けられます。学童保育には親の働く権利と家族の生活を守るという役割もあります。
学童保育に通う子どもたちは、そこを生活を営む場所として学校から「ただいま」と帰ってきます。学童保育では、家庭で過ごすのと同じように、休息したり、おやつを食べたり、友達とも遊びます。宿題もしたり、お掃除をしたり、学童保育から友達の家や公園に遊びに行きます。学童保育に一度帰ってきて塾に行く子もいます。学童保育は子どもたちにとって「放課後の生活の場」そのものなのです。
今日、共働きや・母子・父子家庭などが増え、「働くことと子育てを両立したい」との願い広がり、「うちの地域にも安心して子どもを入れられる学童保育がほしい」という声はますます大きくなっています。
●……学童保育には地域によっていろいろな呼び名があります
*『広辞苑』(岩波書店)『大辞林』(三省堂)『日本国語大辞典』(小学館)『現代用語の基礎知識』(国民文化社)『日本大百科全書』(小学館)『世界大百科辞典』(平凡社)など多数の辞典類にも「学童保育」として紹介されています。
地方自治体によっては、「学童クラブ」「児童クラブ」「留守家庭児童会(室)」 「児童育成会(室)」「子どもクラブ」「児童ホーム」「ひまわりクラブ」など呼び名はさまざまです。国(厚生省)は、学童保育を必要とする児童を「放課後児童」、学童保育のことを「放課後児童クラブ」と呼んでいます。
|